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三鷹・クラックジャムでクラック講習 [クライミング]

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三鷹にできたクライミングジム「ジャムセッション」にて、山岸尚将さんによる初心者向けのクラックセミナーに参加してきました。三鷹ジャムセッションは国内唯一のクラックを主体としたクライミングジムで、壁にハンド、フィンガーサイズのクラックが多数備え付けられているのが特徴です。なので、クライミングジムでありながら、みんな手の甲にテーピングをぐるぐる巻きつけているという、異様な光景が楽しめる場所でもあります。

山岸さんは著書である『教科書になかった登山術』の文体そのものといった感じの、ユーモアに溢れたクライマーでした。とても面白くためになりました。奥さまもご一緒で、話がトライカムだのルーフでの足使いだのと初心者を置き去りにする方向に走り出すと奥さまが軌道を修正する、といった光景が見られて微笑ましかったです。講習は大盛況でジムのキャパ限界まで人が入っていたようです。具体的な話の内容については「SNSなどで内容をアップされると、尾ひれはひれがついてスタックしたカムのごとく回収不能になるからNG」とのことなので、書きません。

内容が書けないのでその代わりといっては何ですが、不肖トモミチ、クラック課題の中級レベルが登れたことだけご報告しておきます。講習前にディーン・ポッターのクラッククライミン映像を100万回見たおかげでありましょう。課題と格闘していると、すわ、ディーンの霊魂が降りてきて「おい、トモミチ。精が出るな。それはなんだ、ハンドジャムか? いや、そうじゃない、そうじゃないんだ。肘が上がってるぜ。そうだ、脇を閉めて…そう。虫葉筋は…」などと耳元で呟くのでサクっと登れた感じです。

クラックは昔、講習ついでに教わったのを含めて2〜3回しかやったことがないんですが、結構しっくりきています。何より、長い間そのままにしていた「やるべきことリスト」の1つに、ようやく着手できたことが嬉しいです。目標は、まずはカサブランカ。我が家の冷蔵庫と壁のスキマをハンドサイズに調整し、ジャムをかまして訓練したいと思います。


教科書になかった登山術

教科書になかった登山術

  • 作者: 山岸 尚将
  • 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
  • 発売日: 2010/06/25
  • メディア: 単行本




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